これまでの財務諸表論(理論)は、会計基準をメインにしたものが多く出題されていました。

昨年の出題は、やや毛色が変って、今後はどうなの?という問いに対する回答が表題です。
平成21年の財務諸表論の理論は、割引現在価値を問う出題と引当金の出題でした。

引当金は、企業会計原則の注解18をメインにした出題です。

割引現在価値は、基礎的な理論としての出題ないしは概念フレームワークからの出題とみることができるかもしれません。

いわゆる○○基準と銘打った基準を柱とした出題ではなかったわけですが、来年以後の出題はどうなるのでしょうか?

答えは、正直わかりません。

しかし、昨年の出題であっても会計基準との関連はむろんあります。

また、今後、会計基準の重要性が低くなることは、考えにくいです。

というわけで、やはり会計基準(概念フレームワーク・企業会計原則を含む)を中心とした学習を心がけるべきでしょう。

お供にどうぞ。


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