簿記論 平成２２年（第二問 問２）の出題

商品販売に関する出題でした。

【コメントの募集】
この問題に関する感想等のコメントをいただければ、幸いです。

【具体的出題内容】

総記法、三分法による勘定記入（一部空欄）からの金額推定の出題です。



【感想】
総記法自体が本当に久しぶりの出題で対策があまり十分ではなかったのではないでしょうか。

総記法は商品の購入時に原価で商品勘定に借方記入し、販売時に売価で貸方記入する方法です。

総記法についての勘定記入の理解があり、指示されていた売上総利益率をうまくつかえば案外と簡単に答えがでますが、実際の試験場では厳しかったかもしれません。

Comments

[1. しゅう]

昨年の帳簿組織に似ているなと思いました。確かに答練自体、対策をやっていませんでした。
ということで、ここも時間をあまりかけずに、全答しませんでした（ひとつ間違えると、この問題全滅しそうと思い）

[2. なお]

同じく一つのミスですべてダメになるため自分も捨てました。

[3. なおゆう]

ぱっとみてパスしました。

[4. たかはし]

なかなか、答えを見いだせなく、回答した一か所も写し間違いでダメでした。

[5. luz]

見た瞬間に後回しにしましたが、最後の最後で日付を追うだけの帳簿組織問題とほぼ同じと気づき、必死に数字を転記して５分くらいで完解しました。

[6. るーく]

辛い問題でした。原価率を使うときに売上勘定の借方項目が返品なのか、値引なのか考えこんでしまいました。
結局、返品と捉えて解答しました。

[7. 暮木孝司]

るーくさんへ

売上総利益とありますので、損益計算書上の売上総利益÷純売上高ですね。
返品、値引に関係なく、引いたあとで考えてオッケーだと思います。

[8. るーく]

レスありがとうございます。
売上総利益・・
本当ですね。書いてありました！
私は一体何と戦ってたんだ（笑）。

[9. ゆう]

キライなんです。
三分法。今、このやり方必要ですか？
実務で使うことがあります？！
時間制限もあり、手をつけなかったのですが
友達に聞くところ簡単だったらしいですね

[10. なおひろ]

大量の「＊」にビビって手を付けませんでしたが、
試験後に見てみると、日付を合わせるだけ…

痛い失点だったと思います。。。

[11. やまやま]

見た瞬間に5分しかかけないと決めました。

最後の箇所のみ合わせました。

[12. カネゴン]

試験中は、パッと見て飛ばしましたが、よく見れば、簡単に点を採れる所がありました。
来年、リベンジします！

[13. ごんべえ]

　唯一出来た第二問。
　問2は獲る。
　総記法の仕組みを知っていたという知識モノ。
　わたしにはこういうのしかない。

[14. ぷー]

総記法も一応はやっていたので、できるだろうと挑戦し埋めたのですが、全然合ってませんでした…。
日付は合わせられたのですが、その中身まできっちり見極められてなかったです。

[15. 花]

ここはスルーでしょう。
問題を観た瞬間、脳がまったく反応しませんでした・・・
暇だったら、お茶を飲みながら
ゆっくり解いてみたい問題だと思いましたが
1秒を争う本試験では手を出しちゃまずい。

おそらく、こういう所はがんばって解答を算出しても、点数が少ないと思われます。
去年のリースでもそうですが
試験委員のつくる個別問題はあきらかに受験生の取捨選択能力を試しているように思います。

[16. 暮木孝司]

ゆうさんへ

三分法→総記法ですね。

昔、このブログでもお聞きしたことがありますが、総記法を使っているという声を聞くことはできませんでした（って、あたりまえですね）。

[17. さと]

簿記論だけは、なかなか受からず今も受験している者です。
総記法も、受験したての頃、Ｏ原で学習したことがありました。
記憶をたどり、７分かけて４番だけ当たったようです。

しかし第一問の２支店型も、この総記法も、かつて予備校でやって、今やってないタイプと思いますが、試験委員の先生方は、そういう事も踏まえて作成しているってことなのでしょうか……

[18. さと]

失礼、正解したのは４番でなく「エ」です。

[19. 暮木孝司]

さとさんへ

試験委員の先生がどの程度、予備校等の学習内容等を踏まえているかは残念ながらわかりません。
ただ、例えば本支店の出題であれば、以前の実際の出題と毛色を変えているのは間違いないですね。
むしろその直近の出題と重複しない論点を入れてくる傾向はあると思います。
結果として１０数年ぶりというような出題になってしまうことは、とても多いです。

これだけ新しい学習内容が今も増えつつあるのに、しんどいなあと思う今日この頃です。