税理士試験は2時間で行われます。

もっとも難しく、大事なのが時間配分でしょう。
例年、とても力があるのに不合格というケースの多くは、時間にまつわる不手際ではないでしょうか。

とくに力がある方ほど、解けそうなときにどうしてもその問題(箇所)に執着してしまう傾向があります。

大事なのは2時間でどれだけ多くの正解をもぎとるか。

ある問題(項目)に必要以上に時間をかけるのは得策ではありません。

また、実際の出題では少なからず間違いや不備も散見されます。

自分の間違いやミスでてこずるならともかく出題がおかしいのに時間をとられてはもったいないです。

仮に出題ミスがあったとしても再試験はありえません。



大事なのは特定の箇所、特定の問題に必要以上に時間をかけないことです。

2時間の問題をあとで振り返れば適切な時間配分はわかるかもしれません。

しかし、計算問題の多くも実際に解いてみないと難易度や時間がかかるかはわかりません。

これを回避するには、得点に応じた比例的な時間配分を心がけるのがよいでしょう。

おおむね時間に比例させるなら30分、30分、60分です。

プツリと区切るのもまた難しいでしょうから、最初の2問はやや短めの25分程度を想定しておき、第1問と第2問で50分程度、第3問に1時間程度かけた段階で残りの時間をどうするかを決めるというのも一つでしょう。

大事なのは特定の問題(項目)に時間をかけない(かけられない)ような仕組みをあらかじめ決めてしまうことです。



財務諸表論は、簿記論ほど時間配分に神経質になる必要はないかもしれません。

あえていえば理論で比較的書ける問題が2つそろってしまったときに必要以上に時間をかけないという点には注意が必要です。



2時間の初見の問題で時間配分を心がけながら取り組みましょう。