第一問予想への道。

続きます。
ここで今福先生の出題と思われる両年の出題内容を設問ごとにバラしてみてみましょう。

皆さんもぜひ実際の過去出題を検討してみてください。



平成20年(企業結合)

1 会計処理の分岐
2 会計処理の分岐の意味
3 損益計算との関係
4 取得原価の算定(交換との関係)
5 のれん
(1)規則的償却の根拠(配分)
(2)負ののれんの会計処理



平成21年(CF計算書)
1 資金の範囲、表示区分
2 CF計算書の役割
3 発生主義会計との比較
(1)損益計算とCF計算の関係
(2)比較可能性の観点からの利益計算とCF計算の問題点
4 資産除去債務の会計処理



いくつかの共通点を指摘しておきましょう。

(1)会計基準を題材にしている

(2)出題される項目は、一部(負ののれん、資産除去債務)を除いて、どのテキスト等にも記載されている

(3)しかし、答えにくい(難易度は高い)

(4)企業会計原則の規定が引用されている

(5)損益計算との関連が問われている



平成20年にはない、平成21年の特徴としては、前回にあげた穴埋めの文章が作文になっている点以外としては次の点があげられます。

(1)関連性がやや乏しい項目の出題(ソフトウェア制作費、資産除去債務)

(2)比較可能性の視点が問われている


(1)に関しては、想定の幅を広げるにしても、絶対的な対処は難しいでしょう。

日ごろから関連性に目を向けた学習が望まれます。

(2)に関しては、比較可能性の視点は重要ですので視野に入れておく必要があるでしょう。



予想の視点として考えられうるのは、極めて重要性の高い共通点です。

その視点をもって、「第一問予想への道」、まだ続きます。