工事契約基準、読んでますか?

今回は、本編の読むべき箇所を競馬予想風に見出し・コメントとともにお届けします。
1(目的)△:一読。
2(基準の適用順序)△:一読。
3(他の参照基準等)△:一読。
4(範囲)○:対価、請負、顧客の指図あたりがポイントです。
5(ソフトウェア)○:ソフトウェアも適用ありです。
6(用語の定義)○:定義は、それが出てきたら個別に参照する方がよいでしょう。
7(認識の単位)◎:契約ではなく、実質的な取引単位である点を意識しておきましょう。
8(工事収益・原価の計上)○
9(工事契約に係る認識基準)◎:中心となる規定です。十分に読み込みましょう。
10(施工者の能力と環境要因)○:収益の見積もりには、能力と環境が必要です。
11(対価の定め)○:収益の見積もりには、対価の定め(額、条件、決済方法)が必要です。
12(工事原価総額の信頼性をもった見積り)○:適時・適切な工事原価総額の見積りの見直しが必要です。
13(決算日における工事進捗度の信頼性をもった見積り)○:原価比例法採用時は、前項の要件を満たせば、工事進捗度も見積もれます。
14(工事進行基準)◎:工事進行基準の基本的な規定です。
15(決算日における工事進捗度の見積方法)○:原価比例法が一般的です。
16(見積りの変更)○:変更期の損益に反映させます。
17(工事進行基準の適用により計上される未収入金)○:金銭債権として扱います。
18(工事完成基準)◎:工事完成基準の基本的な規定です。
19(工事契約から損失が見込まれる場合の取扱い)◎:工事損失引当金の取扱いです。
20(両基準での適用)○:両基準とも工事損失引当金の取扱いがあります。
21(表示)◎:表示の基本的な規定です。
22(注記事項)○:
23(適用時期等):△平成21年4月1日以後開始から
24(適用開始事業年度・原則):△一読。着手分からです。
25(適用開始事業年度・例外):△一読。全部適用もできます。
26(工事損失引当金)△:一読。前の工事にも適用があります。
27(会計方針の変更)△:一読。工事契約基準の適用は会計方針の変更に該当します。
28(議決)×:省略


そうだ、会計基準を読もう!!(本編も一度は通読しておきましょうね♪)


会計基準を読もう!!<目次>