前回、有価証券の端数利息についてお聞きしました。

予想外に色々な事を教えていただき、とても参考になりました。

ありがとうございました。

聞いてみるもんですね。

今回は皆さんがやっている問題を解く上での小さな工夫をぜひ教えてください。



出題形式が安定している試験では、ある特定の問題へのアプローチ方法が本試験でも大きな威力を発揮します。

日商2級までの多くの問題や財務諸表論の計算などがこれに該当するでしょう。

ところが出題形式がバラバラの試験では、特定の問題へのアプローチ方法が絶対ではありません。

日商1級の会計学の計算や特に簿記論はその傾向があると思います。

そこで大事になるのはむしろ仕訳(や元帳)といった簿記の力をベースにした「問題を解く力」ではないかと思います。

基礎的な簿記の力を問題を解く力にかえるにはちょっとした工夫が必要です。

その工夫は大きいより小さい方がよい場合が少なくありません。

大きい工夫がダメだった場合、それ自体を取り替えるしかありません。

小さい方がその効果が実感でき、その上にさらに工夫を重ねることができるからです。

そのためには小さな工夫を多くする必要がありますが、なかなか自分で知恵を絞ってもうまくいかない場合も多いでしょう。

そこで試すべき小さな工夫をたくさんあげておいたらどうかと考えました。

追記部分では、私の経験等を踏まえていくつかあげておきます。

重複もかまいませんので、ちょっとした工夫、やり方等コメントいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

以下、項目ごとに整理してみました(反対のケースもあります。これをやると必ずよいということではありません。パーツごとに実際に試してみるとよいと思います)。

(問題の読み方)
・重要句にマーカー、アンダーラインを引く
・複数のマーカー、ペンを使う(使わない)
・マーカーを引いたつもりで読む(なぞる)
・特徴のある印を付ける(○、☆など)
・会計期間等を問題や計算用紙に抜き書きする
・処理済みの項目にチェックを入れる
・未処理項目をわかるようにする
・問題の左余白で処理済・未処理がスグわかるようにする(タテ線を入れる等)
・特徴のある勘定科目にマーカーを入れる
・資料の最初と最後を先に読む
・試算表部分を切り取る(切り取らない)
・ホチキスで問題をとじる(とじない)

(仕訳のメモ書)
・科目を略す
・金額を略す(ゼロ3つのときは「−」など)
・科目と金額を必ずそろえる
・集計が必要な仕訳を問題にメモ書しない(集計しにくい)

(仕訳で集計する場合)
・仕訳と金額をタテにそろえる
・仕訳をそろえるため計算用紙に折り目を入れる(線より早い)
・集計済みの項目にチェックを入れる
・T字を部分的に併用する
・すぐに解答できるものは解答する

(試算表に加減する場合)
・マイナス記号を△で書く
・混在しそうなときは仕切線を入れる
・T字を部分的に併用する
・すぐに解答できるものは解答する
・簡単な仕訳は頭できる

(元帳で集計する場合)
・T字の位置をそろえる
・資料の番号をメモ書する
・簡単な仕訳は頭できる

(図等の利用)
・割賦売掛金、仕入、日にちの整理以外は図をかかない
・図を利用する

(電卓)
・作表の際の集計(タテ計等)は最後にまとめてやる
・ムリそうな集計はしない(間違いや未処理を含む数値の集計等)
・千円未満を入れない(百円以下は少数点で対応)

(解きなおし)
・できの悪い問題をスグに解き直す
・それなりにできた問題は日をあける
・同分野の問題をまとめて解く

(その他)
・計算過程を残す
・計算用紙をとっておいて見返す
・計算過程を残さない
・かかった時間をメモする
・解いた日にちと時間、出来(点数、○×等)をメモする
・間違いノートをつける
・間違いノートはつけず、テキスト等に間違いを集約する
・計算の確認をテキストでする
・計算の確認を会計法規集でする
・問題を解く前に体を少し動かす