学習方法、勉強方法は人様々。

でも、誰にでも通じるベストと思える方法はどんなものか。

それをとっても短く言うとどうなるかをこのところ考えていました。

こんな感じです。

自分にとって長期的成果が確認可能な勉強法です。



(1)成果を確認できること

とにかく大事なのは成果が確認できることです。

これは点数でなくてかまいません。

成果がでているであろう実感。

この方が後の点数アップには大きく貢献するハズです。

またその方が長続きもします。



成果がでているかを想像するだけでも随分違うと思います。

しかし、より効果が高いのは、具体的に変化をつけてみてその効果が確認できるスタイルです。

思い通りの成果が出ていないようであれば、少しだけ微調整してみる。

その微調整が成果に反映しているかどうかでさらに微調整をしてみる。

ちょっとした微調整の方が、成果の確認はしやすいです。

まるごと色んなことを変えては、何がどう影響しているかがわからないからです。



私が見てきた計算が「何でこの人こんなに早いの?」という人はほとんどがこれを実践していると思います。

フォーマットされた解法を繰り返していれば早くなる。

これは幻想です。

もちろん早くはなるでしょう。

しかし、定型化されたものを早くするには必ず限界があります。

いや、むしろ限界が訪れるのが早くなり、また、ちょっとした出題の変化にも弱くなるというオマケがついていると思います。



例を一つあげておきましょう。

集計の仕方でも、仕訳を集計するタイプの人は、計算用紙に略された科目と金額をきれいに縦に並べているケースが多いです。

科目の略し方一つとっても予め略称を覚えるという感じではなく、自分で短くしていく。

他人が見てうまく集計できなくても、自分でできればよいです。

試算表に加工するタイプの人でも解答用紙に直接記入したり、元帳との併用を行っています。

試算表へのメモ書もどうすれば間違えにくく、早く集計できるかを少しずつ改良していく。

そんな小さな、しかし確実な積み重ねが集計のスピードや精度を上げる方法なのです。

電卓の速度や集計方式そのものは、劇的な違いにはつながりません。



(2)長期的な成果であること

これは試験範囲の広さにも関係する話です。

範囲がA4一枚覚えればおしまい。

以後、その知識は必要なし。

そうであれば、丸覚えもアリでしょう。

しかし、通常は、短期的な記憶はそのままでは定着しません。

学習の効果も短い期間にとらわれるのではなく、受験期間を加味した長期的な視点は不可欠です。

あまりに長期的だとわかりずらいので、私は1月後にどうか?を考えることをオススメしています。

1月後であればそれなりに想像できると思うからです。

今の学習を続けて、1月後の成果が想像できるかが大事ではないでしょうか。

反復すべきは反復しつつ、長期的記憶に置き換えていけるものはこれに乗り換えているくタンスがよいように思います。



(3)自分にとってのものであること

人の成果が出たからといって自分に成果が出るとは限りません。

今日も勉強法の本を立ち読みしていたら並んだ2冊の本にマーカーはするなという記述とマーカーをしろという記述がありました。

具体的な話になると真逆さえあり得るのです。

大事なのはマーカーをするかしないかということではありません。

マーカーをすることで何らかの成果が感じられるならすべきで、成果が感じられないならすべきではないということです。

経験的には、ある程度知識があったり、目的意識があってヒントを探しているようなケースではマーカーの必要はありません(むしろ面倒です)。

しかし、文章の意味がとりにくかったり、知らない言葉がたくさんある場合には、目で追っているだけだとただ眺めているだけになってしまいます。

それならばマーカーをしたり、あるいはしないまでもするつもりで読んだり、声に出してみた方がよいでしょう。

つまりは、ケースバイケースなのです。

あくまでも大事なのは「自分にとって」の成果が確認できるかです。



自分にとっての成果を長期的に確認できるか?

そんなスタンスでより具体的な学習方法を確立してみてください。

その過程で人の方法を聞いたり、人を真似るのはよいです。

しかし、大きく真似ず、小さく真似る。

それが自らの成果の確認につながると思います。

今一度、御自分の学習スタイルを再考してみてはいかがでしょうか。