税理士試験 簿記論 講師日記
税理士試験 簿記論、財務諸表論、簿記検定の問題、学習方法等をアドバイス。
< 財務諸表論 平成21年の出題(第二問)
簿記論 平成21年(第一問 問1)の出題 >
2009年08月05日
20:03
カテゴリ
出題傾向と対策
財務諸表論 平成21年の出題(第三問)
会社法及び会社計算規則に基づく貸借対照表及び損益計算書の作成に関する出題でした。
【コメントの募集】
この問題に関する感想等のコメントをいただければ、幸いです。
「出題傾向と対策」カテゴリの最新記事
コメント一覧 (14)
1. くまお
2009年08月05日 22:38
先生、お世話になります。
もうここまで書いてしまったので第三問の感想も最後にコメントします。
残り80分弱で計算に突入しました。
最終的に期末仕掛品の評価までは出来ませんでしたが、計算スピ−ドに難点のある私でも何とかここまで来ましたので、分量的には多くはなかったと思います。
項目別には…
税効果会計の注記がありましたがその都度冷静に解答できました。
引当金は答練ほど込み入った分類は必要なかったように思います。
有価証券は社債の取得価額が、変な数字になり実効利息の方が小さくなってしまった事が最後まで引きずりました。すぐに減損に気付かなかったのは、かなり痛いです。
減価償却は算数っぽくって個人的には好きでした。
借入金は一応分割返済なのでその分短期に含めるのでしょうか?
退職給付は明細的科目でチマチマ計算しました。
剰余金の配当は、資本金を求めるのに時間がかかってしまいました。
販管と製造の割り振りは結果的に一つミスがあり無駄に終わってしまいました。
2.
講師
2009年08月06日 00:15
項目ごとのコメントありがとうございます!
問題を検討しておりませんので、検討後、コメントか記事に反映させていただきたいと思います。
3. きよかず
2009年08月06日 00:30
計算から先に解いているので今回も計算から解く。
ページ数を告げられた瞬間「これはポカミス勝負だ」と直観。
有価証券でI社株式を前期減損処理していることを見落とした結果、
・今期にI社分の「関係会社株式評価損」を計上
・J社株式の今期取得分について、「売却分を
仮受金で処理」とあることから「購入分も仮払金で処理」ということを書き落としていると勝手に解釈して、結果L社社債を27480千円として計算(正解は26880千円)、有価証券関連のすべての論点を落とす。
(間違いについて今気づいた。最高で6点マイナスかぁ・・・)
4. きよかず
2009年08月06日 00:34
さっきの書き込みの続きです。
それ以外は実に淡々と進む。ただ期末仕掛品は割りきれなかったのでたぶんどっかで間違っているだろう・・
退職給付に関しては前回と同じ出題形式だったところに試験委員の意思をかいまみた感じ。
今回の試験は「複雑な会計基準について、日本語を読み解きながら適切な仕訳を考え出す能力」ではなく、「「ポカミス勝負だ」と分かっているプレッシャーのなかで迅速にミスなく答えをだす(ポカミス防止力)が問われているなぁという印象を受ける。
でも有価証券の点数総飛びは痛いなぁ・・
(でも一日たってようやく気付くということは他にもやっている人多いんだろうなきっと(無駄なあがき))
5. 財表2回目
2009年08月06日 16:17
理論に40分かけた後計算に移り、70分かけて製品・仕掛品の原価計算に入る直前で手を止めて(どうせあわないので・・・)、理論の未解答部分での悪あがきに移りました。
簿記の後に財表の計算を見ると、とても簡単に見えるので、その分とてもミスが怖いです。
6. 峰
2009年08月06日 20:45
計算についても書いておきます。
やはり簿記論っぽいな、という印象は受けました。
私はまず有価証券から手をつけるのですが、この有価証券がなかなか曲者で表の意味を理解するのに時間がかかりました。
資本金の額は出しました。電卓は一度しか入れていないので、合ってるかはわかりませんが。
あとはあんまり覚えてません。
総じて感じたことは、問題量は少ないけれど、答えまでに時間がかかるということですかね。
自己評価は可もなく不可もなく、パーです。
7.
講師
2009年08月06日 22:21
有価証券はかなりやっている印象です。
なかなか短い時間の中で難易度が低いといえきちんと合わせるのは難しいというのはおっしゃるとおりなんでしょうね。
理論の出来に左右されず、淡々と計算を合わせていくには、かなりの習熟が必要かなと改めて感じました。
8.
講師
2009年08月06日 23:37
今回の計算は、簿記論チックだったようですね。
あっ、今回の簿記論が難しかった点で唯一よかったのが、財表を続けて受ける方が、財表の計算をやさしく感じた点かもしれませんね。
でも、これもその分、ミスを誘発するなんてことになるとなんですが。
9. さぁ☆
2009年08月07日 11:07
コメントの返事ありがとうございました!!
第三問の感想を述べさせていただきます。
理論を解き終えたのが試験開始30分経過後でした。
開始直後に問題を一目したときに量が少ないことがわかっていたので、難しい問題があるのかなぁと思い解き始めました。
ちょっと私的に解きにくかったのは、やはり退職給付でした。苦手意識は持つまいと思っていましたが、どちらかといえば苦手な項目で…一応解きましたが、仕掛品が割りきれなかったので、間違えていると思います。
あとは、それほど難しい項目はなかったのではないかと思います。計算過程で時間がかかる問題はありましたが、時間はたっぷりあったので、ゆっくり2回ほど計算ができました。ですので、ケアレスミスが勝負の分かれ目であると思いますが、私はすでに2か所のケアレスミスを発見してしまったので、それだけで10点くらいは失うのではないかとおもいます…
ということで、来年もお世話になります!!来年は本気で頑張りたいと思います☆よろしくお願いします♪
10.
講師
2009年08月07日 17:13
さぁ☆さん、こんにちは。
今年はそういえば、簿財通じて、実務家問題は、難しすぎといった声を聞かないですね。
もしかすると簿財通じての実務家間での意思疎通(去年の出来が悪かった等)があったのかもしれません(想像ですが)。
難易度が低ければ低いでミスが大きな意味を持ちますので、大変です。
まだ結果は出ていませんので、来年もお世話になりますの方はちょっと保留させていただいて、こちらこそよろしくお願いします。
11. みほのぶるぼん
2009年08月09日 11:48
簿記論からの連続受験だったので、高速道路から一般道に下りた直後のような感覚になる。また、先生が仰るとおり、簿記論チックな雰囲気もあり、かつ、穴埋めなし、注記が繰延税金資産の内訳の数字だけだったので、穴埋め・注記苦手な自分としては少しほっとする。
引っ掛けポイントも、割と直前の解き直しで見たものがあり、何とか回避。投資有価証券の前期減損は、Oの直前か何かにあった気がする(簿記論側だったかも)。準備金積み立ては、資本金が推定になってるからクサイなぁ、と思いつつ、一旦仮計に10%分計上するが、固定資産算定後に資本金を出して基準資本金額を見ると、やはり…
結局詰まるところも殆ど無く、最後に仕掛品の期末を出そうとすると、割り切れない。あぁ、どっか違ってると思い、仕掛品・製品は空欄。解答を見ると、退職給付の算定が違っていて、芋蔓式に三箇所落としていた(O基準)。
12.
講師
2009年08月09日 20:51
簿記論ほどではないようですが、簡単とはいってもそんなには伸びないというのが本試験なのかなあとも思います。
投資有価証券の前期減損を間違えた方も多いようで、計算はなかなかいい線かもしれないですね。
13. hatakejin
2009年08月10日 13:34
理論を30分で終わらせるつもりが、反射的に書けない論点が多くて、40分たったところで途中ながら、一旦切り上げて計算に入りました。
計算は大体ひととおり手をつけられたと感じたのですが、それが落とし穴ですね。
有価証券がおかしいと思いながら、前期の減損分からずじまいでした。
関連してたくさんの点数を落としてしまっています。
さらに恥をさらすようですが、
借入金の長短按分は返済済み回数を勘違いしてしまい、
税効果の内訳は、40%掛ける前の数字で書いてしまった気がします。
資本金は自分も準備金が推定になっているので怪しいとおもい、電卓たたいて、4分の1が、配当の10%以下になったので、よしっ、と思いました。
そんなこんなで自己採点で32点ぐらいで、
計算はけっこう厳しい感じです。
理論が良ければ、可能性はなくはないと思うのですが。。。
棚卸の後半2つなど含めて、試験委員がどのように採点するのか、
ボーダーの読みや自己採点をどうつけるか、などちょっと難しいです。
14.
講師
2009年08月10日 14:22
計算32でもまだまだ理論次第だと思います。
ただ、理論の自己採点は難しいですね。
おっしゃるように棚卸の最後のとこと、キャッシュの中間のとこはかなり微妙です。
よい結果がでているとよいのですが。
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