いい方法を考えました。

これまでの答練で知ってたけど書けなかった。

そんな方に特にオススメです。

効果には自信があります(実際にやってもらいました←効果あります)。
方法は簡単です。

計算でもよくすすめている「分野ごとのまとめ解き」です。

なんだそんなことかと思われるかもしれませんが、実際にやったことがある方は少ないのではないでしょうか。

実際にやると効果が実感できるハズです(1日1分野やっても効果が実感できなかったら方法があってないかもしれませんので、再考してみてください)。

問題数でいうと2~3題のレベルではなくもっとたくさん(できれば10題以上)を用意して、ひとつの分野を一日でまとめ解きします(←日を置かないのがポイントです)。

会計人コースを購読されている方は、12月号6月号の付録の問題からスタートして連載、別冊(でる順、予想問題集)、8月号の順に同一分野からの出題を集めるとヤマっ気の強い分野だと10問以上は集まります。

このブログにも予想問題等ありますので、利用してみてください。

注意点をいくつか。



(1)分野をしぼる

まず重要なのが分野をしぼることです。

人はそんなにたくさんのことを同時にできません。

会計基準だと1つとか分野をしぼってみてください。

まずは今年のヤマ的な棚卸資産か、リースだけで1日つぶしてみてください。

どんな聞かれ方をされるのか(結構、多様なのがわかります)。

どこが重要なのか(どこを落としてはいけないのか)。

1日しっかりやればさすがに少なくともやらなければいけない方向性はみえてくるハズです。

もし効果があったと感じられたら他のヤマ的な項目(税効果、退職給付あたり)もやってみましょう。


(2)必ず書く

まず一度は書きましょう。

書けるハズのものでも実際に書いてみる。

書けないものでもなんとか(適当でもいいので)書いてみる。

その過程で考えが伸びることもあります(←この部分は記憶の定着率が高いです)。

そしてその後に解答・解説を読む。

その日に一度、しっかり書いている事は二度目以後は声に出すだけでもよいでしょう。


(3)法規集を活用する

解答後は法規集を活用しましょう。

会計基準の重要性は試験的にみても高まっています(「会計基準の準拠率」参照)。

きちんとしたまとめをつくっている方はそれでもよいです。

法規集の穴埋めのできなかった所や記述のできなかったところにマーカーを入れていきます(「マーカーの使い方」参照)。

色の段階等(薄い色→濃い色、細い→太い)をつけて、自分が何度つまづいたのかもわかるようにしましょう。

こうすると実際に出題されているところがいかに集中しているかがよくわかるハズです。


(4)まとめ解き後もたまに問題を解く
まとめ解き後も継続して例えば1週間に1問程度はときましょう。

まとめ解きをきちんとしていればそれで力は維持できるハズです。



試験まであと1月。

怒涛のまとめ解き。

ぜひ実行して効果を試してみてください。

効果があったという方のコメントお待ちしております。


(参考記事)
理論のオススメ学習法
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