そろそろ財表の理論予想に関連する記事を書いていきたいと思います。

今回は、理論で未出題の税効果会計で注意すべき点等を考えてみました。
このところの財務諸表論の理論の出題の大きな特徴は基準からの出題が増えている点です。

その意味では税効果会計は出題されるまでヤマにあがり続けるだろう項目といえるでしょう。

留意点をいくつか考えてみました。


(1)基準を重視する

あたりまえの気もしますが、基準をベースにした学習をこころがけましょう。

特に第1問で出題された場合には、通常では計算でしかきかれないこと(理論としは学習していないこと)も出題されうるのではないかと思います。

そのための対処法は、計算と抱き合わせ(計算学習の確認等)で基準を読むことです。

穴埋め、基本的な論点ともに答えは基準にあります。

特に税効果会計基準は、長い基準ではありません。

出題時に差をつけられないためにもしっかりと基準を読みこんでおきましょう。



(2)基準に出ていない項目をどうするか?

基準重視とはいってもたとえば資産負債法や繰延法の考え方などは基準に明確な記述はありません。

こういった点は、多くはありませんが、ラフな解答を用意しておくとよいでしょう。

逆に繰延税金資産(負債)の資産性(負債性)といった観点からは前文の規定を生かしましょう。

このほかに回収可能性の判断基準なども基準にはありませんが、おさえておかれるとよいでしょう。

予想問題に出題しておきましたが、割引計算の可能性を一言で指摘させるなんてのはヒネリ部分としてはもってこいな気がします。

あわせておさえておきましょう。


(3)実際に書こう

仮に本試験では出題されなくても模試では出ます。

本試験までではなく、模試で出題されるまでにある程度仕上げておきましょう。

そのときに大事なのは、何も見ない状態で書いてみることです。

覚えた答えを書くというよりも、身に付けた重要句を実際につなげてみる。

そんな感じの方がよい結果につながるのではないかと思います。

とにかく実際にペンを使って書くことが大事です。

そして模範答案とのチェックの段階でも模範答案を覚えるのではなく、自分の書いた答えを少しでも模範答案に近づける感じでの見直しがよいのではないかと思います。