リース会計基準、読んでますか?

計算ではかなりマニアックな印象のある貸手の会計処理ですが、理論では最後のヒネリ部分対策としてみておく必要があるでしょう。
貸手の会計処理で興味をひくのが計上資産の性格です。

この点については、40項、41項に記述があります。


所有権移転→リース債権

所有権移転外→リース投資資産


そもそも名称が異なっています。

リース会社にとってリース債権は売掛金です。

そのリース資産と名前を変えているリース投資資産に注目してみましょう。

このリース投資資産は、売掛金相当と見積残存価額からなります。

移転外の場合には、後で物件がかえってきます。

その物件の金額も含まれる取扱いです。

売掛金相当額は金融資産に該当します。

この部分は貸倒引当金の設定対象でもあります。

ちょっと細かい点ですが、リースはヤマだけにおさえておきましょう。



そうだ、会計基準を読もう!!



会計基準を読もう!!<目次>