(問題)所有権移転外ファイナンス・リースの所有権移転ファイナンス・リースと異なる性格を指摘せよ。

(解答)
解答は一番下です。



(コメント)
(1)所有権移転ファイナンス・リース取引は、経済的には売買+融資の性格を有しています。しかし、法的には賃貸借であり、役務提供が組み込まれることが多く、複合的な性格を有しています。

(2)リース物件の耐用年数とリース期間が異なる場合が多く、リース物件の返還が行われるため、物件の売買というよりも使用する権利の売買の性格を有する。

(3)借手が資産の使用に必要なコストを契約期間中の定額のCFとして確定する。




(会計基準)
・リース取引に関する会計基準38項



財務会計講義<第24版>
・192頁


つながる会計理論<第2版>
・Ch20問題5−2(空欄補充):207頁



(解答)
(1)複合的な性格を有する
(2)使用する権利の売買の性格を有する
(3)資産の使用に必要なコストを定額のCFとして確定する