本当は、ご紹介できる程、読んではいません(伊藤先生すいません)。

ただ、一点においてご紹介したいと思います。

それは今、続けている配当可能額に関してです。

もともと会計は企業活動のいわば「結果」をあらわす行為にすぎません。

しかし、対象とする企業は、激動の中を生き、また、会計も変化しています。

近時の会計基準の変革をみてもわかるように、会計は激しく動いています。

そんな会計の生き生きした姿を描く。

会計を「動画」として描く、それが本書のコンセプトです。

本書には、そのための工夫が随所に散りばめられています。

その動画として描く会計の一環なのでしょう配当に関する記述も極めて立体的です。



最近、たてつづけにないハズの配当可能額に関する記述を読みました。

そのせいか、配当規制や準備金の計上について、きちんと書かれた書籍を見ると正直ホッとします。

というか本来はこうあるべきだという姿をみせていただきました。

ただ、その点において感謝いたします。

その中でも特筆すべきは、新たな制度のみをただ描くのではなく、新旧の制度がきちんと併記してある点です。

剰余金の配当と分配可能額についての制度の変遷をきちんと併記していただけた点にお礼を申し上げます。

いや、ホント、このままの流れだとどうなるかと思いました。

これを機に新たな書籍の記述が改められることを切望します。

伊藤先生、ありがとうございました!!