棚卸資産会計基準、読んでますか?

今回は棚卸資産基準です。

まずはじめにやや概要的なことをみておきましょう。

棚卸資産の評価にはかつて、原価基準が採用されていましたが、今は低価基準が強制されます。

時価が原価よりも低い場合に時価で評価するのが低価基準(法)です。

これまで商品評価損は、この低価法評価損、陳腐化評価損、品質低下評価損と区別されていました。

その区別自体がなくなっています。

低価基準しか選択がなくなるので、低価法や低価基準という呼称すら必要ないでしょうか。


中心となる規定は、7項と17項です。

両規定は熟読の価値アリです。

あわせて読んでおいていただきたいのが、36項、37項、41項あたりでしょうか。

あまり欲張ってもいけませんので、まずは7項と17項からスタートです。


そうだ、会計基準を読もう!!(基本的な取扱いをまずおさえましょう)



会計基準を読もう!!<目次>