税理士試験や公認会計士試験での会計基準の重要性は以前よりも高まっています。

税理士試験の最近の出題傾向は、会計基準の穴埋めと短い論述というスタイルです。

出題は、二題でテーマ性がありながら、必ずといってよいほど、どこか関連項目を聞いてきます。

試験傾向からみられる財務諸表論の理論学習のとるべきスタイルは次のようなものです。


(1)会計基準をよく読む。

(2)それ(根拠も)を短く表現できるようにする。

(3)関連項目とのつながりを考える。


もちろん会計基準ののった会計法規集ははじめからスラスラ読める代物ではありません。

導入部分の意味をとるための材料は必要でしょう。

このブログの「会計基準を読もう!!」もぜひ参照してみてください。

会計基準の試験での重要性を実際に確認するには過去問に接するのが一番です。

研究開発費基準は、平成14年と平成19年に出題されています。

両問から会計基準をきちんと読めというメッセージ以外は見えません。

ぜひ、会計基準の重要性を再認識してみてください。

ここが理論学習のスタートかもしれません。

まだ、重要性の認識が足りないのではないか?と思うことが多々あります。

まずは、会計法規集を買う。

そして読む。

それだけです。

はい。

そうだ、会計法規集を買おう!!(いや、そんなコーナーなかったか)