(問題)期間的対応とは何か。

(解答)
解答は一番下です。


(コメント)
費用収益対応の原則にいう対応形態には、「個別的対応」と「期間的対応」があります。

期間を媒介にした間接的な収益と費用の対応関係は、「期間的対応」と呼ばれます。

期間的対応の例には売上高と多くの販売費及び一般管理費の関係があります。

多くの販売費及び一般管理費は、売上高と数量的な結びつきはないものの何らかの関係はあります。

たとえば小売店舗において、商品を販売するのに販売員は不可欠です。

売上高と販売員の給料との間に何らかの関係があることは間違いありません。

しかし、販売員の給料を倍にしても売上が倍になるという意味でのひも付きの関係があるわけではありません。

両者の間の対応関係は、売上高と売上原価の間のように数量的なつながりまではないです。

このような個別的・直接的ではない因果的な対応関係を期間的対応といいます。

もっとも期間的な収益との対応関係を根拠に費用が把握されるわけではなく、収益との個別的な対応関係を有しない費用については、発生のタイミングで費用認識されることになります。



財務会計講義<第21版>
・対応原則:75頁


つながる会計理論
・4-6 費用収益対応表示の原則:36頁
・Ch4問題5−1(空欄補充):41頁
・Ch4問題7−1(期間的対応とは?):43頁


(解答)
収益と費用の期間を媒介にした対応関係