(問題)資産と負債を重視する会計観は何と呼ばれるか。

(解答)
解答は一番下です。


(コメント)
資産と負債を重視する利益観(会計観)は「資産負債アプローチ」や「資産負債中心観」などと呼ばれます。

資産や負債を重視し、その差額としての純資産の変動額を利益とみる利益観(会計観)といえます。

そのネライは、企業の値打ち(企業価値)を表示することにあります。

ただし、あくまでも考え方であり、現実の会計のすべての局面でこのような考え方がとられているわけではありません。

これに対して、我国の概念フレームワークは「定義面」での資産負債アプローチをとっています。

必ずしも資産と負債を構成要素の中で最も重視しているわけではありませんし、利益の測定や資産の評価に及ぶものではありません。

あくまでも便宜上、構成要素のうち資産負債を先に定義するという意味での資産負債アプローチになります。



(過去出題)
・第70回(2020年)に純資産の変動額を利益とみる利益観の名称を答えさせる出題がありました。


財務会計講義<第22版>
・損益法と財産法:42頁


つながる会計理論<第2版>
・3-3 収益費用アプローチと資産負債アプローチ:25頁


(解答)
資産負債アプローチ(資産負債中心観)