(問題)資本剰余金と利益剰余金の区別はなぜ必要か?

(解答)
財政状態及び経営成績を正しく示すため(資本維持のため)


(コメント)
企業会計原則の一般原則では、「特に」資本剰余金と利益剰余金の区別が要求されます。

企業会計原則で、このような剰余金の区別が要求されるのは、企業の財政状態及び経営成績を正しく示すためと説明されています。

特に資本剰余金と利益剰余金の区別を別途強調したのは、背後に払込資本維持の考え方があるといってよいでしょう。

もっとも現在では、会社法上も払込資本維持の考え方は後退している点にも留意する必要があります。


(会計基準等)
・企業会計原則 一般原則三


財務会計講義<第13版>
・資本と利益の区別の原則:63頁
・剰余金区別の原則:255頁


(関連問題)
問題24(資本取引の意義)
問題25(損益取引の意義)
問題26(資本取引損益取引区別の必要性)