モン吉くんの大冒険。

これまでのお話はこちらです。

モン吉くんの大冒険(1)
モン吉くんの大冒険(2)
モン吉くんの大冒険(3)



モン吉くんは元気なおサルさんです。

いつもニコニコ、ウッキッキー。

誰からも愛される憎めないおサルさんです。


モン吉くんはつい最近、お母さんを亡くしました。

亡くなる直前までお母さんはモン吉くんのことが心配でしょうがありませんでした。

そこでモン吉くんにお金の使い方(残し方)を教え、息を引取ったのでした。

100円の「もとで」でバナナを買い。

200円で売る。

「もうけ」た100円だけは自由に使ってよい。

でも、元々あった100円に手をつけない。

そうすれば、モン吉くんは、ずーっとバナナを食べ続けられるハズでした。



しかし、ある時を境に、物価がすべて倍になったのです。

バナナを仕入れるのも200円。

バナナを売るのも400円。

モン吉くんがバナナを仕入れた後に物価が倍になりました。

100円で仕入れたバナナが400円で売れたのです。

どうするモン吉くん。


「お母さんは、100円を残せっていってたな。

ということは、300円使えるのか。」


モン吉くんは、まずは今日たべるバナナを買いました。

バナナは1本200円です。


「あれっ。今日は100円余ったぞ」


ふとバナナ売場のヨコを見るとモン吉くんが大好きだったチョコボールが売られていました。


・チョコボール1箱100円


「ウッキッキー」。


さあ、どうするモン吉くん。

モン吉くん。

わかるでしょ。

ダメだよ。

よく考えてね。



「チョコボールください!!」


あちゃー。

やっちゃったよ。



モン吉くんの大冒険(5)