(問題)制度会計とは何か。

(解答)
解答は一番下です。


(コメント)
法律等に準拠し、制度として行われる会計が「制度会計」です。

簿記は企業活動の記録であり、会計はその伝達でした。

誰に対して、何を目的として伝達するかの枠組みが法律等で定められている会計が「制度会計」です。

制度として行われない会計は、「非制度会計」と呼ばれ、インフレーション会計などがありますが、税理士試験で出題されません。

税理士試験の出題の対象は、法律等で動いている「制度会計」です。


我国の制度会計には、金融商品取引法会計、会社法会計、税法による税務会計(税法会計)があります(財務諸表論では、税務会計はほぼ関係ありません。)。

かつては、この3つがそれぞれ別個に、一定の調和を保ちながら存在し、このような制度会計の姿は「トライアングル体制」と呼ばれました。

しかし、金融商品取引法会計の改変が著しく、現在では、税務会計が他の2つとは距離を置き、他の2つが接近しており、トライアングル体制は崩壊したともいわれます。

むしろ規模別(中小企業と大企業)に再編されているといったところかもしれません。



財務会計講義<第22版>
・制度会計2頁


つながる会計理論<第2版>
・なし


(解答)
法律等に準拠した会計