(問題)制度会計とは何か。

(解答)


















法律等に準拠した会計


(コメント)
法律等に準拠し、制度として行われる会計が「制度会計」です。

簿記は企業活動の記録であり、会計はその伝達です。

誰に対して、何を目的として伝達するのか。

そんな枠組みが法律等で定められている会計、それが「制度会計」です。

制度になっていない会計領域は、「非制度会計」と呼ばれます(インフレーション会計など)。

試験の中心は、法律等で動いている「制度会計」です。


我国の制度会計には、金融商品取引法会計、会社法会計、税法による税務会計(税法会計)があります。

かつては、この3つがそれぞれ別個に、一定の調和を保ちながら存在し、このような制度会計の姿は「トライアングル体制」とも呼ばれました。

しかし、金融商品取引法会計の改変が著しく、現在では、税務会計が他の2つとは距離を置き、他の2つが接近しているといえます。

むしろ規模別(中小企業と大企業)に再編されているというべきかもしれません。


財務会計講義<第13版>
制度会計:12頁