簿記論 平成１９年の出題（第二問）

【資料等】
問１
（１）決算整理前の東京支店及び大阪支店の残高試算表
（２）東京支店の決算整理事項
（３）大阪支店の決算整理事項
（４）大阪支店の損益計算書
問２
（５）決算日における未達事項
問４
問５
【解答要求】
問１　大阪支店損益計算書（２ヶ所）
問２　未達事項の仕訳
問３　本支店合併精算表
問４　期別後入先出採用時の内部利益控除の金額
問５　正誤の組み合わせ

【特徴】
このところ出題間隔があいていた本支店会計の出題です。
解答要求が細分化され、別紙の計算用紙として精算表が用意されるなど、出題形式に工夫のみられた出題でした。
本年２年度目の松本先生の出題と思われます。
来年度（３年度目）は出題内容についてキバツなものは想定しにくいでしょう。
しかし、出題形式に工夫がみられることは間違いないでしょう。
そのための方策をゆるやかに考えておく必要はあるかもしれません。

【コメントの募集】
来年度以後に受験なさる方の参考にもなると思いますので、この問題に関する感想等のコメントをいただければ、幸いです。

Comments

[1. 初受験]

受験時の癖で早く起きてしまった。
さて、私の中の最大の失態である第2問。
本店勘定、貸倒引当金以外全滅。
冷静に考えると平易な問題でした。
問題文を読み、なにやら小問に分かれている。
問3のａ〜gを答えなさい。←？？？
どこにそんな解答欄があるの？
探すこと3分。
何と計算用紙みたいなものにa〜gが記載されていた。よく見ると精算表だった。
深呼吸をして、問1から解いていく。
最大の失態は、仕入の未達分を当期仕入に含め、期末棚卸高に含めなかったこと。普段では考えられないくらいありえない間違いをしてしまった。
当然に商品が絡む問題は全滅。
挙句の果てに、概算払いを
仮払金１００／本店１００
と書いた後、
現金１００／本店１００
と書き直してしまった。

[2. 初受験]

続きです点。
何やってんだか本当に…。普通に解けていたら合格ラインにたどりついたのに。
こればかりは悔やんでも悔やみきれない。
と愚痴を言っても、これが現実ですから…。
ちなみに第3問は自己採点の結果28〜30点でした。第1問、第2問、第3問の順に書くと
19-4-28
でした。

本試験までに、多少ややこしい問題が出ても揺るがない基盤を作ったつもりでも、プレッシャーに押し負けまけてしまった。

[3. 高校生]

私は精算表の繰越商品、営業費など４箇所くらいが間違っていました↓↓資料の使い方もイマイチ分からずただ時間だけが過ぎていく状態‥‥私の場合本店や支店にあった未達以外の仮払金の処理で苦戦しました。特に記述がないため処理しなくてもいいのか？？とか営業費に含めるのか？？とか色んな考えが交差し頭はぐちゃぐちゃ。やはり経験が足りませんね。しかもホチキスを持っていけと顧問に言われたのですが使う所がなかった！！

[4. あああ]

初受験のかた、受かってる可能性かなり高いと思います。

[5. 高校生]

本当皆さん今回は合格してると思いますよ！！私が言うのもアレですが。次は財表だ！！一般原則もろくに暗記していませんが来年合格するぞ↑↑
何か良い勉強方法があったら是非レクチャーして下さい！！
失礼しました。

[6. 講師]

初受験さんにとっては、第二問が鬼門だったようですね。
形式の変化に対応するのは、ことのほか難しいといったところかもしれません。
でも、第一問はすばらしいじゃないですか。
全般的に発表があるまで結果はわからないかもしれません（って、不安ですが）。

[7. priority_No1]

先生にご質問です。
問３(b)の解答ですが、学校により、
13,810円と12,810円で解答が分かれております。
先生はどちらが正しいとお考えでしょうか。
ご見解をお伺いできればと幸いです。
宜しくお願い申し上げます。

[8. 講師]

初見の印象は、13,810です。
合併精算表の位置付けが微妙なので、自信がある訳ではありませんが、13,810でよいのではないかと思います。

[9. リンダ]

第２問、できたぁ(^。^)
と思ったら・・・
本店勘定などなど結構間違えてました。
おそるべし。きっと第３問に救われたにちがいない。