(問題)外貨建資産負債の換算方法を4つあげよ。

(解答)
解答は一番下です。


(コメント)
貨幣・非貨幣法は、貨幣項目は決算時の為替相場で、非貨幣項目は取得(発生)時の為替相場で換算する方法です。

流動・非流動法は、流動項目は決算時の為替相場で、非流動項目は取得(発生)時の為替相場で換算する方法です。

テンポラル法(属性法)は、貨幣項目は決算時の為替相場で換算し、非貨幣項目は評価の属性に従った換算をする方法です。

つまり、時価評価された項目は決算時の為替相場で、原価評価された項目は取得(発生)時の為替相場で換算します。

決算日レート法は、一律の決算日のレートで換算する方法です。

なお、流動・非流動法は現在では採用されていません。



財務会計講義<第24版>
・397頁


つながる会計理論<第2版>
・12-1 外貨建取引の意義と換算方法:119頁
・Ch12問題1−2(空欄補充):121頁
・Ch12問題3−2(正誤):123頁
・Ch12問題4ー2(総合):123頁




(解答)
(1)貨幣・非貨幣法
(2)流動・非流動法
(3)テンポラル法
(4)決算日レート法