(問題)有形固定資産の耐用年数変更時の取扱いを簡潔に述べなさい。
(解答)
(解答)
解答は一番下です。
(コメント)
(会計基準)
・会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準57項
(財務会計講義<第24版>)
・減価償却方法の変更186頁
(つながる会計理論<第2版>)
・Ch19問題5−2(空欄補充):197頁
・Ch19問題6−1(正誤):197頁
(解答)
(コメント)
耐用年数の変更等による影響額については、変更期で一時に認識(キャッチ・アップ方式)せず、変更期以降の費用配分額に影響させます(プロスペクティブ方式)。
耐用年数の変更は、会計上の見積りの変更に該当し、プロスペクティブ方式により会計処理されます。
なお、臨時償却は廃止されています。
(会計基準)
・会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準57項
(財務会計講義<第24版>)
・減価償却方法の変更186頁
(つながる会計理論<第2版>)
・Ch19問題5−2(空欄補充):197頁
・Ch19問題6−1(正誤):197頁
(解答)
変更期以降の期間に影響させる
今回、耐用年数の変更について疑問があり質問させていただきます。質問が複数あり、読みにくいかもしれません(汗
受験上では耐用年数の変更は期末で行なうことが多く問題文上でも『期末で変更した』とよく目にします。
この時、プロスペクティブ方式に則り当期末は、まだ旧耐用年数を使い、時期期末からは新耐用年数を使いますが、何故、プロスペクティブ方式だとどういう考えで当期末は、まだ旧耐用年数を採用するを使うのでしょうか?
やはり、一年間、旧耐用年数で会計処理を行なっているのだから当期の減価償却は、そのまま、旧耐用年数で処理してしまおうという感じかな?と勝手に考えています(汗
逆に『耐用年数を期首で変更した』場合は、その期の期末は新耐用年数で処理をしますが、それだと『プロスペクティブ方式は変更期以降の費用配分に影響させる』という説明と矛盾しますが、どう考えれば宜しいでしょうか?(期首も変更期に含まれますので)
最後に受験上、問題文に耐用年数を変更したのが期末なのか期首なのか書かれていないで、ただ『当期に変更した』としか書かれていない問題はあると聞いたのですが本当でしょうか?(その場合は期末に変更した仮定して解くらしいのですが)何故、期末と仮定するのかもよくわかりません。実務的に期首で変更することも、いくらでもあるような気がします。
宜しくお願いします。