(問題)棚卸資産の費用配分における金額計算方法のうち物価上昇時に名目的利益を排除できる方法は何か?
(解答)
(解答)
解答は一番下です。
(コメント)
(財務会計講義<第24版>)
・後入先出法:156頁
(つながる会計理論<第2版>)
・Ch7問題3−10(空欄補充):71頁
(解答)
後入先出法
(コメント)
後入先出法は、後に仕入れた棚卸資産から先に払い出されたものと仮定して棚卸資産の払出単価を決定する方法です。
後入先出法によれば物価上昇時にインフレ利益(名目的利益)を排除することができます。
また、同一価格水準による収益と費用の対応計算を行うことができます。
例)仕入@100 1個
仕入@200 1個
売上@400 1個
先入先出法による利益 売上400−売上原価100=300(値上がり益100が混入)
後入先出法による利益 売上400−売上原価200=200(収益と費用の物価水準が対応)
もっとも一般的な棚卸資産の管理は、先入先出であり、物の流れに反する方法です。
なお、現在は、後入先出法は廃止されています。
(財務会計講義<第24版>)
・後入先出法:156頁
(つながる会計理論<第2版>)
・Ch7問題3−10(空欄補充):71頁
(解答)
後入先出法
単価を決定するということは、売上原価を決定することと、期末商品の貸借対照表価額を決定することになるんですね。
費用を配分してますね。
今まで意識してなかった部分かもしれません。なんかスッキリした気がします。