(問題)貸借対照表科目の流動・固定分類の基準名称を2つ示せ。

(解答)
解答は一番下です。


(コメント)
資産・負債を流動項目と固定項目に区分する基準には、「正常営業循環基準」と「1年基準」があります。

正常営業循環基準(営業循環基準)は、企業の正常営業循環過程内にある資産や負債を流動項目とする基準です。

1年基準は、貸借対照表日の翌日から1年以内に期日が到来する項目を流動項目とし、1年を超えて期日が到来する項目を固定項目とする基準をいいます。

正常営業循環基準を適用し、流動項目を判定し、これに該当しない項目について、1年基準を適用して流動・固定項目を区分します。



(会計基準)
・企業会計原則 注解16


財務会計講義<第24版>
・流動項目と固定項目の区分:304頁


つながる会計理論<第2版>
・4-2 貸借対照表の表示区分と配列方法:35頁
・Ch4問題1−1(空欄補充):37頁
・Ch4問題2−4(正誤):37頁
・Ch1問題1−6(短答):39頁


(解答)
(1)正常営業循環基準
(2)1年基準