(問題)会社法会計で重視される利害関係者は誰か。

(解答)




















債権者


(コメント)
会社法会計では、株主に対して有限責任制が採用されています。

有限責任制は、出資額を限度として(有限に)しか責任を負わない制度です。

法的な会社の所有者は株主ですが、自分の出したお金以上には責任をとらない。

そんな制度が有限責任制です。

株主は積極的ではありませんが、有限責任制により守られている面があります。

株主には有限責任制がある。

そのため会社法で保護すべきは(どちらかといえば)債権者といってよさそうです。

より具体的に債権者保護の考え方があらわれている規定としては、分配可能額の法定化があります。

株主に無制限に配当等を認めてしまう。

そうすると株主に必要以上に分配がされてしまい、会社財産がなくなって、債権者への支払いに困るというようなことがあるかもしれません。

そのために分配可能額(配当等ができる限度額)がきちんと会社法で定められているのです。


財務会計講義<第13版>
・株式会社制度の特徴:5頁


(関連問題)
問題2(制度会計の意義)
問題3(制度会計の種類)
問題4(計算書類)