えーっと、最近は会計基準の話ばかりでしたので、簿記論企画を考えています。

問題の解き方・接し方等の学習方法についてです。

って、「会計基準を読もう!!」のノリですが。

これまで簿記論の問題の解き方や学習法について、それほど具体的には書いていません。

その一番大きな理由は、すべての人むけの具体的な方法がないと思うからです。

そんな状態である具体的な方法を示すことは、ある人にとってはとても役立つかもしれません。

しかし、ある人にとってはマイナスになる場合もあると思います。

あまりプラスにならないではなく、マイナスです。

ある具体的な方法がある人にとってはとても役に立つ。

しかし、逆にやればやるほど合格の可能性を下げている場合もあると思います。

そんな弊害を回避するには、次のような選択肢しかないと思っています。


(1)ぼやっとしたことしか言わない。

(2)その意図も含めて細かく言う。


これだけ情報が豊富な時代でも、誰にとっても絶対的な勉強方法などありません。

それは方法が具体的になればなるほど言えることです。

形式(具体的な方法)だけを横すべりさせた瞬間、質が変ってしまうと思えることもあります。

短期的にみて効果のある方法でも、長期的にみて効果が高いとは限りません。

そのことは充分に踏まえておいていただきたいと思います。

絶対的な勉強法や問題の解き方などありません。

それは他人の勉強法や問題の解き方を参考にしつつも、やはりつくりあげていく以外にないのではないかと思っています。


でも、絶対はないですが、参考はあっていい。

そう思うようにもなりました。

ある程度の準備をして、テーマごとに書こうかなとも思いました。

ただ、準備に時間がかかりそうです。

で、今年の受験生の方の参考にもなるようにランダムに記事にしていきたいと思っています。

たぶん、くどめになりますが、おつきあいの程、よろしくお願いいたします(明日以降に不定期ではじめる予定です)。