リース会計基準、読んでますか?

リース会計基準は改訂後大問での出題がありませんので、今後も要注意です。
まずは、リースって何?という話です。

リースは、賃貸借です。

同じような言葉にレンタルがありますが、これはとても一時的なものです。

特定者間で期間を決めた賃貸借がリースといったあたりでしょう。


借りてるだけなら、借手は、支払賃借料が費用処理で終了です。

しかし、ホントは資産を買ったのと一緒じゃないの?

借りたという法形式をとってるけど、経済的な実態は、買ったんじゃないの?

買ったのであれば、資産(リース資産)と負債(リース債務)を両建てする必要があるでしょう。



その大きな分かれ目が、ファイナンス・リース取引か、オペレーティングリース取引かです。

ざっくりとは、次の関係があります。


ファイナンス・リース取引 → 売買処理

オペレーティング・リース取引 → 賃貸借処理



ファイナンスは財務と訳される場合が多いです。

この場合は、金融(借金)をイメージするとよいでしょう。

つまりは、金を借りて、資産を買ったというイメージです。

資産を買って代金は未払いでもいいです。

(借)リース資産××× (貸)リース債務×××




そうだ、会計基準を読もう!!(まずは、リースの基本的な考え方をおさえておきましょう)



会計基準を読もう!!<目次>