外貨基準、読んでますか?

会計基準の量は多いです。

大変ですよね。

でもコツコツと小さなことを積み重ねていると必ず芽がでます。

必ずです。

わからないことを無理矢理おさえるより、わかることやできることを一つずつ増やしていく感じです。

わからないならとりあえず声に出して読んでみる。

そのうちわかる日がきます。

そんな地味な努力を繰返して身につけた力は強いです。

ええ、強いです。

ジャンケンで言えばグーです(←全部同じ気がしますが、アナタの中の最強はグーなのね)。

グーです(←グーなのね)。



外貨基準のように取扱いの分岐が多い所は、取扱いを簡潔にご自分で整理してみるとよいでしょう。

外貨基準には、見出しがついていますので、それを利用して短く整理してみましょう。

他人の整理したものを見るのもいいです。

でも、一回は自分で整理してみる。

そして、それと他の人が整理したものを見比べてみることがとても理解にはつながります。

他人のやったことを見るのと自分でやるのとでは大きな違いがあります。

ぜひ、ご自分で「できるだけ短く」整理してみてください。

以下に私の整理を示しておきますので、ぜひ、ご自分で外貨基準を整理なさった後に見比べてみてください。


一 外貨建取引
1.取引発生時の処理……取引発生時

2.決算時の処理
(1)換算方法
外国通貨……決算時
外貨建金銭債権債務……決算時
外貨建有価証券
 満期保有目的の債券……決算時
 売買目的有価証券・その他有価証券……決算時
 子会社株式・関連会社株式……取得時
 減損処理時……決算時
デリバティブ……決算時

(2)換算差額の処理
当期の為替差損益(有価証券の減損処理時は有価証券の評価損、金融商品の時価評価時はその処理にしたがう)

3.決済に伴う損益……当期の為替差損益


でも、冷静にみると子会社・関連会社だけが取得時ですね。


そうだ、会計基準を読もう!!(読みながら整理するのはとっても有益です。できるだけ短くというのがポイントだよ♪)



会計基準を読もう!!<目次>