金融商品会計基準、読んでますか?

金融商品会計基準は長いです。

金融商品会計基準は、5つに分けて考えた方がいいかもしれません。

まずは、ヘッジと複合金融商品を除いた本文をしっかりといきましょう。



今回は、金融商品会計基準を5つに分けた3つめの貸倒見積高の算定です。

計算でおなじみですが、じっくりといきたいです。


注8がいいかなという感じで、他は理論・計算ともに必要です。

この部分の結論の背景は、取扱いの根拠等に詳しく触れている感じではありません。

本編中心でよいと思います。

計算で学習していることの何が基準に書いてあって、何が書いてないのか。

そんな視点で基準を読むとどこまでを計算で学習すべきかの緩やかな指針にもなります。

キャッシュ・フロー見積法は、計算で学習後、簡単な計算問題を横に置いて、じっくりと読んでみてください。

「へーっ」って思います(←そ、それだけですか?)。

計算で出ている項目だから理論ではでない。

そんなことはまるでないのが最近の財務諸表論です(←また、おどしてますな)。




今回で金融商品会計基準は、とりあえず終了です。

とりあげ方からもお分かりいただけると思いますが、金融資産・負債の発生・消滅の認識は要注意だと思います。

また、このブログでもとりあげようと思っていますので、それまでにしっかりと読み込んでみてください。



基準が多くて本当に大変だと思います。

でも、大変なのはすべての受験生共通です。

その中でどれだけじっくりと会計基準を読むことができるか。

税理士試験の財務諸表論、いや、今後の会計関連の国家試験等の合否はそこで決まるようになっていくと思っています。



そうだ、会計基準を読もう!!(金融商品会計基準、大事です)


会計基準を読もう!!<目次>