(問題)
次の取引について、決算整理仕訳を示しなさい。

平成18 年3月25日に営業所の事務所を賃借する際、次の内訳で総額2,272千円を支払い、敷金及び家賃(3月分)に係る消費税額(22千円)を除いた全額を営業費に計上している。
決算において、敷金のうち退去時に返還されない部分の金額は、長期前払費用に計上する。
また、家賃(4月分)は、消費税込みの金額で前払費用に計上する。

敷金     2,020千円(うち420千円(税込み)は退去時に返還されない。)
家賃(3月分)  42千円(税込み)
家賃(4月分) 210千円(税込み)
 計     2,272千円

(留意事項)
(1)当社の会計期間は、平成18年4月1日から平成19年3月31日までの1年間である。
(2)消費税の会計処理は税抜方式を採用している。

(解答)
(借)差入保証金 1,600 (貸)営業費2,210
   長期前払費用 400
   前払費用   210


(許容勘定科目等)
差入保証金→保証金、敷金などの資産科目
結果として同様であれば、どのような仕訳でもかまいません。

(解説)
「敷金及び家賃(3月分)に係る消費税額(22千円)」というのが読みにくいのではないかと思います。
「敷金」と「家賃に係る消費税」と読んでしまいそうですが、消費税額が22千円とあるので、「敷金と家賃に係る消費税」であることがわかります。

企業が行うべきであった仕訳は次のとおりです(家賃は営業費としていますが、支払家賃等でかまいません)。
(借)差入保証金 1,600 (貸)現金預金2,272
   長期前払費用 400
   営 業 費   40
   前払費用   210
仮払消費税   22

実際に会社の行った仕訳は次のとおりです。
(借)営 業 費2,250 (貸)現金預金2,272
   仮払消費税  22