【対象=1級以上】

(問題)
当社の有形固定資産は、すべての資産が一体となってキャッシュ・フローを生成している。
以下の資料に基づいて、全ての有形固定資産を一つの資産グループとし、減損損失を計上する場合の仕訳(直接法)を示しなさい。
なお、減損損失の配分については、各固定資産の帳簿価額に基づいて比例配分すること。

(資料)
1.帳簿価額 土 地300万円 建 物200万円 構築物100万円
2.割引前の将来キャッシュ・フロー 500万円
3.割引後の将来キャッシュ・フロー 450万円
4.正味売却価額          400万円

(解答)【単位:万円】
(借)減損損失150 (貸)土 地75
              建 物50
              構築物25


(解説)
(1)判定
資産グループの帳簿価額600万円>割引前将来キャッシュ・フロー500万円
∴減損損失の認識有

(2)減損損失額
帳簿価額600万円−回収可能額450万円=150万円
※回収可能額
正味売却価額400万円<使用価値(割引後将来CF)450万円∴450万円

(3)各資産の減損損失額
1.土 地 150万円×300万円/600万円=75万円
2.建 物 150万円×200万円/600千円=50万円
3.構築物 150万円×100万円/600万円=25万円