(問題)
期中に会社の営業資金5,000千円を社長個人の名義で借り入れ、借入金勘定に計上した。
返済は個人の通帳から行っているため、会社の帳簿には返済の記入がなされていない。
借入時から期末までに返済した元利金の総額は、1,075千円で、残高証明書によれば決算日現在の借入残高は4,030千円となっている。

以上により決算整理仕訳を示しなさい。

(解答)【単位:千円】
(借)支払利息105 (貸)借入金105

(解説)
平成17年 第3問からの出題(抜粋)です。

かなり実務的な論点で、このような出題に際しては、配点(解答個所・問題量等から考えて)に応じた時間以上の時間をかけないことが重要になると思います。

「社長個人の名義で借り入れ」とあるのがポイントでしょう。
その際に行われている仕訳は、次のとおりです(以下、単位:千円)。

(借)現金預金5,000 (貸)借入金5,000

その後の返済(元金+利息1,075千円)は、社長個人が行っています。
その結果、借入残高が4,030千円となっていますので、返済元金は、5,000千円−4,030千円=970千円であることがわかります。

したがって、利息は105千円です。
借入金の返済総額(元金+利息)と借入金の残高から借入金の利息を算出するのがポイントといってよいでしょう。

考え方としては、その他にもあるかもしれませんが、問題量・配点を考え、時間をかけないことが最大のポイントになるのではないかと思います。