通学して何をやったのか。
まあ他の人とそれほど変わる訳ではないと思いますが、割と言われるままに勉強してました。
講義に出て、その後に復習です。
予習はしなくていいと言われたので、予習はしませんでした。
ただ、今、思うと軽くテキストを読んでおく程度の方が対時間効果は高いのではないかと思います。
もちろん熟読の必要はありませんが、見出しとそのはじめ程度をさらっと読んでおくだけでも多少の効果があるように思います。

必ず問題は最終値が合うまで解きなおせと言われたのでそうしていました。
というか講義で解いた分も含めて2回続けて最終値が合うまでを答練がはじまるあたりまで繰り返していました。
個別問題はもちろんですが、総合問題や月の試験まで含めてです。
月の2時間の試験は、各問をバラしてですが。
もっともこんなことが出来たのも、日商(1級を取得していました)の経験が生きていたためだと思います。

問題を解いた日付と出来を○△×でメモしていました。
その後に今日は「古いのから」、あるいは、今日は「×→△→○の順」といった具合に解きなおしてました。
すごくシンプルですが、効果はあったと思います。
そして○が2個続いたときに「OK」と書いておいて、その問題は、2度と見ませんでした(←極端なヤツ)。
1冊の月別の問題集があと少しというときには、同じ問題を立て続けに解いて無理やりその問題集をお蔵入りにしてしまうという画期的な(卑怯な)ことをしていました。

ただ、絶対的に時間が足りなかったので、とにかく普段、問題を解くときには省時間を心がけました。
とは言うものの数字は命です。
これをおろそかにはできません(←あんたいつもおろそかやん)。
数字の部分以外は出来るだけ省略する。
勘定科目は、長くて2文字!程度しか書いていませんでした。
そのかわりに、勘定科目が合っているかの基準は高めに置いていましたが。

頻繁に間違える箇所にはパターンがあると思います。
いくつかのパターンを把握するには、実際に自分の間違えた問題と再び向き合うことはとてもよいことだと思います。

それでも途中(答練のはじまるあたり)から総合問題を2回合わすというのができなくなってきました。
というか1回あわせるのもきつかったですが。
ただ、個別を合うまでやるというのは最後の方まで続けていたと思います。

簿記論を受験するにあたって何をしていたのか?と問われば、やはり問題を解いていた。
それ以上でも、それ以下でもなかったという気がします。


私の合格体験記(3)