今日、古書店でかなり古めの日商簿記検定3級の過去問を発見。
値段も格安(100円!)だったのでとりあえずは購入。
これで私も過去問コレクター(←そんなコレクターはおらん)。

中途半端に古い過去問(数年前程度)はよくみかけるのですが、20年以上も前のものでした。

パラパラめくっていると衝撃的な事実を発見。

第1問が変?

第1問といえば、仕訳以外ありえない筈。
しかし、長い日商の歴史を紐解くと、仕訳じゃない回もあるんですね(って、他にもあるのかもしれませんが)。

第56回(昭和57年6月実施)です。
損益計算書と貸借対照表の作成問題で、第5問で出題というのは、最近でもあるようです。
しかし、第1問での出題に受験された方はかなりビックリされたのではないでしょうか。
そんなビックリがそのまま出来に反映した方もいらっしゃったのではないかと思います。

この回の3級の試験を受験された方がいらっしゃいましたらぜひお知らせください。
もしかすると仕訳以外の出題ということで記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。


簿記論の出題もある程度の形式があるにはあります。
しかし、あくまでもおおらかに想定しておく程度にとどめておいた方がよいのかもしれません。
思い込みは禁物。
そんなことを感じさせる出来事でした。