対照勘定法は、一対の対照勘定と呼ばれる勘定に備忘的な記録(ただのメモ)を行う方法です。
この場合の対照勘定は、単なる備忘記録のために用いられる勘定です。
正規の資産・負債・資本・費用・収益に属する勘定科目ではありませんから、財務諸表に表示される訳ではありません。

対照勘定としては、別にどんな勘定科目名を用いてもよい訳ですが、割賦販売の例でいえば、「割賦未収金と割賦仮売上」あたりの組み合わせが多いようです。
回収基準では、まだ、収益を認識していないので、売掛金という表現を避け、また、「仮」の売上であることを示しているといったところでしょうか。

対照勘定は、ただのメモ勘定ですから、その名称にこだわる必要性は乏しいでしょう。
むしろ、出題時に、「貸借に同額」でのっかってるということが重要です。

総合問題などでは、ざーっと試算表を眺めるときに、軽く対照勘定がないかを意識しておくとよいと思います。
対照勘定をみつけたら両方を同じ形でマークしておくといいでしょう。
もちろん特に特殊商品販売の会計処理についての記述がなくても試算表等に対照勘定があれば、対照勘定法を採用していることになります(って、あたりまえか)。

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「対照勘定法」