配当や利子を受け取る場合には、所得税(や住民税)が天引きされています。
この天引き制度は、源泉徴収制度と呼ばれます。

例えば、100円の配当を受け取る場合に、10%の所得税を源泉徴収されていたとすると実際の手取額は、90円になります。

(借)現  金90 (貸)受取配当金90

源泉徴収された所得税は、法人税の前払いの意味を持ちますので、仮払法人税等(法人税等)で処理する必要があります。
したがって、正しい仕訳は、次のとおりです。

(借)現  金90 (貸)受取配当金100
   仮払法人税等(法人税等)10

会社が手取額で仕訳を行っていた場合には、次の処理を行う必要があります。

(借)仮払法人税等(法人税等)10 (貸)受取配当金10

手取額で処理を行っていることは、とてもありがちなので、特に、第3問で出題が想定されやすい項目といってよいでしょう。

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