(問題)
(借)損  益××× (借)資本金×××

上記の仕訳を行うべき取引は、次のうちのいずれですか。

(1)A株式会社の当期純利益は、×××円と算定された。

(2)個人企業であるB商店の当期純利益は、×××円と算定された。

(3)個人企業であるB商店の期中における引出金勘定の残高を決算において整理した。


(解答)
解答は下です。


(解説)
資本振替を問う出題です。

損益勘定に集められた収益と費用との差額、つまりは、当期純利益を、資本勘定に振替えるのが、資本振替です。

振替える資本勘定は、個人企業では、「資本金」勘定で、会社では、「繰越利益剰余金」勘定です。

本問での、それぞれの仕訳は、次のとおりです。

(1)(借)損 益××× (貸)繰越利益剰余金×××

(2)(借)損 益××× (貸)資 本 金×××

(3)(借)資本金××× (貸)引 出 金×××


(解答)
(2)


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