「資本金」の増加の日は、「払込期日」です。

従来は、「払込期日の翌日」だったので、注意が必要です。

資本金になる日は、裏を返せば、出資者が「株主になる日」です。

この株主になる日が変ったので、資本金になる日も変りました。

出資者は、「株主になる日」以前に資金を出しますが、資金を出した時点では、予約金のようなものです。

この予約金は、実際に資本金になるまでは、新株式申込証拠金勘定で処理します。

この新株式申込証拠金は、申込期日までは、負債(預り金)で、申込期日を過ぎると株主資本になります。

貸借対照表の表示は、純資産の部の株主資本の資本金の次に表示します。


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