売価還元原価法で登場する「値上」と「値下」。
「返品、値引・割戻」とは、きちんと区別しておきましょう。

「値上と値下」は、値札の訂正・付替えという形で行われます。
いったん、陳列した商品の値札ラベルを¥10,000→¥8,000なんて具合に訂正するのが、「値下」です。
もう、この値段じゃ売れないから、売値を下げるのが、「値下」です。

「値上」は、この逆です。
ただ、値札の訂正をそのまま行うことはできないでしょうから、この場合には、値札そのものを付け替えることになるでしょう。

これに対して、返品、値引・割戻は、いったん、商品の引渡しが行われた後に行われる行為です。
「値上等」が、販売(引渡)以前に行われるのに対して、「値引」等が、販売(引渡)後に行われる点にあります。

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