(問題)次に掲げる手形を受け取った場合に、借方・受取手形勘定で処理すべきものはいずれですか。

(1)固定資産を売却したことにより受取った約束手形

(2)金銭の貸付けを行う際に貸付先より受取った約束手形

(3)売掛金の回収により受取った約束手形


(解答)
解答は下です。


(解説)
各々の処理科目は、次のとおりです。

(1)営業外受取手形(固定資産売却受取手形)

(2)手形貸付金(貸付金)

(3)受取手形

したがって、正解は、(3)になります。

受取手形勘定は、商品販売代金に係る手形債権を処理する勘定科目です。

商品販売ないしは売掛金の回収時に手形を受取ったときに使用します。

固定資産の売却や金銭の貸付けの場合は、それぞれ、営業外受取手形や手形貸付金勘定で処理することになります。


(解答)
(3)


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