うだうだとした予想は、下記の出題予想をご覧いただくとして、何回かにわけて、出題予想の総括をしておきたいと思います。

平成17年 出題予想

出題予想といっても、ズバリこんな問題が出るというような予想ができる筈はありませんが、実際の試験を受けるにあたっての心構えと最後の方で解いておく問題選びの参考にしていただければと思います。

税理士試験「簿記論」の出題は、3問。
第1問及び第2問が、大学の先生の出題で、各25点、
第3問が、実務家の方の出題で、50点の配点です。

ここ数年は、第1問と第3問が総合問題、第2問が個別問題2〜4題程度となっています(第1問と第2問の出題形式は、逆の場合もあります)。

昨年まで第2問を2回出題された柴健次先生が、第1問で総合、新任の小野武美先生が第2問で個別というのが最近の傾向からの予想です(形式・担当は逆の可能性もあります)。
第3問の総合は、動かないと思われます。

現状で、時間をはかって総合問題(模試)を解くと解ける筈の問題が解けていない場合(後で、これ解けたよという場合)には、やはり、総合問題を解く必要があると思います。
ただ、あまりに難解なものは避け、直前期ちょい前あたりで行われる答練レベルの難易度の問題がよいのではないかと思います。
一度解いた問題で構いません(というか、もう新規の項目に手を出さない方がいいと思います)。
答練でなかなか点が伸びないという方は、最後まであきらめずに、典型的な決算整理型の問題、期中処理を含んだ問題、本支店会計、少なくとも3題の典型的出題を何回か解いて最終値まで合わせられるようにしてみてください。
解き散らかすよりも、効果はある筈です。
あきらめなければ、必ず道は開けます。