「続・再振替仕訳とは何か」では、必ずしも経過勘定項目にはとらわれず、これに類する会計処理、特に翌期首における決算整理時の逆仕訳について考えてみたいと思います。

まずは、消耗品(貯蔵品)に関する処理からです。
再振替仕訳を経過勘定項目に限定して説明する場合は少なくありませんが、少なくとも消耗品を購入時に費用処理し、決算において未使用部分を費用勘定(消耗品費)へ振替える処理を行っている場合には、翌期首における決算時の逆仕訳は必要になるでしょう。
そして、実際の出題でも決算段階で行われていなければ、決算修正で行う必要があります。

消耗品の処理に関しては、次の三法が考えられます(購入100、消費70)。
々愼時資産処理・使用時に使用部分を費用へ振替
(購入時)消耗品 100 現金預金100
(使用時)消耗品費 70 消耗品  70

購入時資産処理・決算時に使用部分を費用へ振替
(購入時)消耗品 100 現金預金100
(決算時)消耗品費 70 消耗品  70

9愼時費用処理・決算時に未使用部分を資産へ振替
(購入時)消耗品費100 現金預金100
(決算時)消耗品  30 消耗品費 30

もっとも,蓮△修糧兒┐議の効果を果たし得ず、現実的な採用は考えにくいといってよいでしょう。
現実的な利用が考えられるのは、△覆い靴廊です。

購入時に資産処理を行い決算時に使用部分を費用へ振替えているならば、翌期の処理は必要ありません。
これは、基本的な(購入時)の処理が資産処理(翌期に繰り越す科目での処理)だからです。

9愼時に費用処理を行い決算時に未使用部分を資産へ振替えている場合には、翌期の逆仕訳が必要ということなります。
これは、前払費用の例と同様に支払時(購入時)に「決算において繰り越す科目ではない費用科目」で先んじて処理を行うためといってよいでしょう。
この点では、経過勘定項目における前払費用のケースと何ら異なるところはありません。

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