やや(かなり)くどめですが、簿記一巡の流れを。

(1)開始手続
開始記入(英米式)・開始仕訳 → 再振替仕訳
(2)期中手続
(3)決算手続
決算整理 → 決算振替(損益振替→資本振替)

総合問題の出題で注意しなければならない点をあげておきましょう。

(1)再振替仕訳
まずは、再振替仕訳です。
前期末試算表、期首試算表スタートの出題の場合に、試算表に経過勘定項目が残っていれば、再振替仕訳を行う必要があります。
決算整理前試算表スタートの場合でも、試算表に経過勘定項目が残っていれば、もちろんやる必要があります。

(2)個人企業の資本振替
個人企業の資本振替(損益××× 資本金×××)の貸方勘定科目は、資本金です。
未処分利益を使うのは、会社です。

(3)試算表の種類
整理前試算表に決算整理を加味したのが、決算整理後試算表です。
まだ、決算振替が行われていない訳ですから、決算整理後試算表の繰越利益剰余金勘定は、決算整理前と何ら異なりません。
このような試算表レベルの話も簿記一巡の手続きがしっかりと身についていれば、恐れることはないといってよいのではないでしょうか。

(損益振替)
(借)収益の勘定××× (貸)損   益×××
   損   益×××    費用の勘定×××

(資本振替)
(借)損   益××× (貸)繰越利益剰余金×××