【ブログ内テキスト】
退職給付引当金


【要チェックポント】
(1)一連の会計処理(年金資産からの拠出時は、仕訳なし)
(2)退職給付引当金の計算
(3)退職給付費用の計算
(4)過去勤務費用(月割あり)
(5)数理計算上の差異(償却開始年が発生年か、翌年かに注意)
(6)会計基準変更時差異(15年以内)

【要点チェック】
(1)会計処理
1.設定時(期首)…………退職給付費用 ××× 退職給付引当金×××
2.退職金支払時……………退職給付引当金××× 現金預金   ×××
3.年金資産からの拠出時…仕訳なし
4.年金掛金支払時…………退職給付引当金××× 現金預金   ×××
※「設定」及び「率等の見積り」は通常、期首時点(想定は期末)

(2)退職給付引当金の計算(貸借対照表:固定負債)……考え方
(期末)退職給付引当金……退職給付債務−年金資産
(期末)退職給付債務………期末の退職給付見込額の割引現在価値
(期末)年金資産……………期首年金資産+期待運用収益額

(3)退職給付費用の計算(損益計算書:販売費及び一般管理費)
1.退職給付費用…勤務費用+利息費用−期待運用収益
2.勤務費用………退職給付見込額のうち当期発生分の割引現在価値
         退職給付見込額×1/全勤続期間 → 割引現在価値
3.利息費用………期首退職給付債務の当期分の利息
         首退職給付債務×割引率
4.期待運用収益…期首年金資産の評価額×期待運用収益率

(4)過去勤務費用(退職給付債務の増減部分)
1.未認識過去勤務費用……まだ費用処理されていない過去勤務費用
2.償却開始年………………改訂年度
3.配分期間…………………平均残存勤務期間
4.配分方法…………………定額法(残存価額ゼロ)、定率法
5.会計処理…………………退職給付費用××× 退職給付引当金×××
6.一時に費用処理…………特別損失

(5)数理計算上の差異(予定計算と実績の差、予定値の変更)
1.未認識数理計算上の差異……まだ処理されていない数理計算上の差異
2.償却開始年……………………発生年度または翌年
3.配分期間………………………平均残存勤務期間
4.配分方法 定額法(残存価額ゼロ)、定率法
5.会計処理(償却)……………退職給付費用×××退職給付引当金×××
               ※逆もある
6.一時に費用処理………………特別損失

(6)会計基準変更時差異
1.意義……期首退職給付引当金−期首退職給与引当金
2.未認識会計基準変更時差異……まだ処理されていない数理計算上の差異
3.原則……変更時に費用処理
4.例外……期間配分(15年以内)
5.償却開始年……変更年度
6.配分方法 定額法のみ(残存価額ゼロ)
7.会計処理(振替)……退職給与引当金××× 退職給付引当金×××
8.会計処理(償却)……退職給与費用 ××× 退職給付引当金×××
9.一時(5年内)の費用処理……特別損失


【チェック問題】オススメ度(◎→○→△、※は参考)
基準編9(◎)
基準編10(◎)
基準編11(◎)
基準編12(◎)
基準編13(◎)