【ブログ内テキスト】
外貨建取引


【要チェックポント】
1.原則的換算相場の確認(貨幣・非貨幣法、「前受金等」に注意)
2.外貨建有価証券の換算(子会社のみHR、満期の科目は為替差損益)
3.為替予約(振当処理と独立処理は完璧に)
4.在外支店の財務諸表項目の換算

【要点チェック】
(1)為替相場の選択
1.貨幣項目………決算時レート
2.非貨幣項目……取得・発生時レート
3.前渡金、前受金、前払費用、前受収益は、非貨幣項目(換算しない)
4.自社発行社債(転換請求期間満了前の新株予約権付社債は別)は、貨幣項目

(2)換算差額の処理
1.勘定科目→為替差損益(相殺しない場合も)
2.損益計算書の表示……為替差益または為替差損(営業外)として純額で表示

(3)外貨建有価証券(帳簿価額−貸借対照表価額=換算差額)
1.売買目的有価証券……CC×CR→有価証券評価損益
2.満期保有目的債券……HC×CR→為替差損益
3.子会社・関連会社……HC×HR
4.その他有価証券………CC×CR→その他有価証券評価差額金
※償却原価法を適用時の償却額=外貨建償却額×AR

(4)為替予約の処理
1.振当処理(取引発生後の為替予約)
取引発生時……売 掛 金×× 売   上××(発生時レート)
為替予約時……売 掛 金×× 為替差損益×× ←直直差額(当期の損益)
              前受収益 ×× ←直先差額(期間配分)
決算時…………前受収益×× 為替差損益×× ←直先差額の当期分
決済時…………現金預金×× 売 掛 金××(予約レート)
       前受収益×× 為替差損益××
2.独立処理
外貨建債権・債務 → 直物(SR)
為替予約     → 先物(FR)で評価

(5)在外支店
1.原則……本店の換算方法と同じ(貨幣項目→CR、非貨幣項目→HR)
2.費用・収益項目は、ARで換算できる(実務上は、こちらが原則)
  ただし、費用性資産の費用化額(減価償却費等)・収益性負債の収益化額は、HRのみ
3.本店勘定は、もう一方の照合勘定(本店の支店勘定)にあわせる


【チェック問題】オススメ度(◎→○→△、※は参考)
基準編 問題3(◎)
基準編 問題4(◎)
基準編 問題5(◎)
細目編 問題19(◎)