【対象=簿記論】

(問題)
次の与えられた資料にもとづいて問に答えなさい。なお、計算の過程で端数がでる場合は、千円未満を四捨五入しなさい。


甲従業員の入社から退職までの期間を5年、退職時の退職給付見込額を6,000千円とした場合、入社2年目の勤務費用および利息費用はいくらか。なお、割引率は4%とし、その他の基礎率は変らないものとする。

(解答)
利息費用  41千円
勤務費用1,067千円


(解説)
入社2年目当初の退職給付債務
退職給付見込額6,000千円÷5年×1年=1,200千円
1,200千円÷1.04(4)=1,025.76……∴1,026千円

利息費用
1.026千円×4%=41.04……∴41千円

勤務費用
1,200千円÷1.04(3)=1,066.79……∴1,067千円

退職給付引当金の設定は、通常、会計期間の期首に設定されます(これは便宜上の話といってよいでしょう)。
ただし、各計算要素は、いわば期末の状況を想定して計算することになります。
本問では、第2期の勤務費用の計算の際には、第2期末までの割引計算(3回)を行えばよいことになります。


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