連結は税理士試験「簿記論」では、未出題です。
商法に選択制とはいえ連結が導入された以上、いつまでも未出題という訳にはいかないのかもしれませんが、仮に出題されるにせよ、予兆的なもの(小問での出題等)はあると考える方が自然ではないでしょうか。
今までの検定試験や国家試験でも未出題項目の出題時には、それなりの配慮がなされているように思います。

このように考えれば、同様に構造的な論点でも、本支店や合併等の学習を優先させるべきでしょう。
本支店や合併と連結とで共通する部分は少なくありませんので、本支店や合併について、やや苦手の感がある人は、とにかくこちらを仕上げることを優先すべきだと思います。

とはいうもののごく基本的な資本連結(投資と資本の相殺消去手続)や連結修正仕訳については、みておくとよろしいのではないかと思います。
これは小問対策にしかなりませんが。
仮に大きな問題で連結が出題された場合にもっとも肝心なことはただ一つです。

決してあきらめないこと。

仮に連結についてほとんどみていなかったとしても、例えば、個別財務諸表の修正等できる箇所はある筈です。
できる箇所をとにかくやっつけて、残りの問題にすべてをかける。
これまでも合併等の出題で極めて難易度の高い出題があった事があります。
その時の合否の分かれ目は、合併等そのものではなくて、基本的な個別項目にあったことは、ぜひ、知っておいていただきたいと思います。