第3問の特徴は、その出題形式にもあらわれています。

平成16年度の出題は、精算表に近い形式での出題でした。

しかも空欄を埋めるという形ではなく、すべて(!)書くという形式です。

面くらった受験生の方も多かったハズです(もしかして、史上、最大の精算表?)。

資料そのものはそれほど多いという感じではありません。

しかし実際に解いてみると見た目よりもかなり時間がかかることがわかります。

これは、期中処理があることと、消費税、税効果があることがその原因です。



第三問の出題は、典型的には、決算整理前→決算整理後試算表が多いです(一部、数値、仕訳等の解答を含む)。

以前は、簡易の貸借対照表・損益計算書が多かったですが、最近は、試算表の方が多いです(それほど大きな違いがある訳ではありませんが)。

これら(試算表、財務諸表)と異なる出題形式の場合への対処はなかなかやっかいです。

もちろん様々な問題を解いて、いろいろな出題形式に慣れることは必要でしょう。

平成16年でも、第三問での精算表を事前に一度でも解いているかどうかは大きかったかもしれません。

しかし、いろいろな問題を解くにせよ、所詮、限度はあります。

見慣れない出題形式での出題がないとはいえません。



簿記は、仕訳→元帳→試算表(財務諸表)という流れで記録を行います。

そこを外さないように普段から心がけていれば、出題形式の変化には、ある程度、対処できるハズです。

もし、出題形式の変化で、まったく解けなくなってしまうとすれば、普段、何かワープ技のようなものを使っているからかもしれません。

これに対処するためには、地味に、「仕訳→元帳→試算表」という流れに戻る以外にないのではないかと思います。

仕訳を単純に移記したものが元帳です。

その元帳の数字をそのままもってきたのが試算表です。

結局は、できうるかぎり仕訳を介在させるようにしておけば、どのような出題形式に対しても「ある程度」は対応できるハズです。

総合問題を解いた後の検証、弱点補強の個別を解く際には、「仕訳を経由した確認」を強く意識するとよいのではないでしょうか。

って、ただの仕訳のススメになっちゃいました(それでいいんです)。


問題を解こう!!<目次>