【対象=簿記論】
(問題)
水上建設株式会社は、平成×2年度期首に、完成まで3年を要する長期工事を請け負った。請負契約高は20,000千円、契約当初の予想工事原価は16,000千円であったが、実際発生工事原価は以下の表のとおりであり、その総額は17,000千円であった。
なお、平成×2年度末時点での契約工事完成までに見込まれる予想工事原価残高は12,400千円であったが、平成×3年度末時点での予想工事原価残高は4,600千円に変更された。工事は予定どおり平成×4年度末に完成し、直ちに物件を引渡して請負契約どおりの現金収入を得た。
工事進行基準を適用した場合の横浜建設株式会社の当該工事総利益計算に関する以下の表の(1)〜(3)の金額を示しなさい。
摘 要 平成×2年度 平成×3年度 平成×4年度 合 計
工事収益 (1) (2)
実際発生工事原価 3,600 10,200 3,200 17,000
工事総利益 (3)
(解答欄)
(1)( )千円
(2)( )千円
(3)( )千円
(解答)
(問題)
水上建設株式会社は、平成×2年度期首に、完成まで3年を要する長期工事を請け負った。請負契約高は20,000千円、契約当初の予想工事原価は16,000千円であったが、実際発生工事原価は以下の表のとおりであり、その総額は17,000千円であった。
なお、平成×2年度末時点での契約工事完成までに見込まれる予想工事原価残高は12,400千円であったが、平成×3年度末時点での予想工事原価残高は4,600千円に変更された。工事は予定どおり平成×4年度末に完成し、直ちに物件を引渡して請負契約どおりの現金収入を得た。
工事進行基準を適用した場合の横浜建設株式会社の当該工事総利益計算に関する以下の表の(1)〜(3)の金額を示しなさい。
摘 要 平成×2年度 平成×3年度 平成×4年度 合 計
工事収益 (1) (2)
実際発生工事原価 3,600 10,200 3,200 17,000
工事総利益 (3)
(解答欄)
(1)( )千円
(2)( )千円
(3)( )千円
(解答)
(1)( 4,500)千円
(2)(10,500)千円
(3)( 1,800)千円
(解説)
平成11年 第1問 問1の出題です。
(1)20,000×3,600/(3,600+12,400)=4,500
(2)20,000×(3,600+10,200)/(3,600+10,200+4,600)−4,500=10,500
(3)20,000−(4,500+10,500)−3,200=1,800
(2)(10,500)千円
(3)( 1,800)千円
(解説)
平成11年 第1問 問1の出題です。
(1)20,000×3,600/(3,600+12,400)=4,500
(2)20,000×(3,600+10,200)/(3,600+10,200+4,600)−4,500=10,500
(3)20,000−(4,500+10,500)−3,200=1,800
○2の計算式ですが、1/2期合計の工事収益から1期分を引かないと、
10500にならないのではないのでしょうか。式のとおり計算すると、
15000になってしまうと思うのですが。